バツイチになった理由
特別お題「今だから話せること」
離婚して4年が経とうとしています。
私がバツイチになった理由。
それは「私からのモラハラ」
当然私は離婚を切り出された側でした。
些細な事によく腹を立てては元夫を罵り、謝られてもその後数ヶ月に渡って無視。
主にこんな理由で怒っていました。
・仕事から帰ってくる時間が予告した時間を過ぎている
・飲み会で朝方帰ってくる
・飲み会の頻度が多い(と私が勝手に思っている)
・趣味に時間を使いすぎる(と私が勝手に思っている)
・遊ぶメンバーに女の子がいる
ほかにもあったかもしれないけど、今思い出せるのはこんな感じ。
無視は、「自分は怒ってますよ!機嫌とってよ!」のアピールだったんだけど
当然伝わらないし、相手の自尊心をどんどん傷つけていくばっかりだってことに
当時は全然気が付いていませんでした。
仲直りしたくなってもいったん無視し始めた手前引くに引けなくなって、無視を続けてしまう。
怒らせたのは相手なんだからって理由で自分から謝るという選択肢もない。
当時私には友達もほとんどおらず、子育てがうまくいかないストレスもあったりして、自由に外に出る元夫がうらやましかったっていうのが大きな理由だと思います。
そんな状態が15年の結婚生活の半分以上を占めていたんじゃないかと思います。
自分で書いていて恥ずかしいし、元夫には相当ひどいことしたなと思ってます。
そんな私への罰は子供たちの親権を貰えなかったこと。
(いつでも会えるようにはしてくれました)
それでも最低な私は「親権とられた母親」ってレッテル貼られるのが恥ずかしいとか
そんなことしか考えてませんでした。
とにかく自分のことしか考えられないズルい私でした。
そんな私の心境に変化があったのは、離婚が決まる少し前。
離婚の話が出始めてから体調を崩した私は精神科に通い始めました。
双極性障害の診断を貰った私は薬を飲むことになるのですが、その薬が合っていたのか
突然憑き物が落ちたかのように辛くなくなったんです。
(通い始めてしばらくはカウンセリングで涙ながらに自分がいかに不幸かアピールしたりしていましたが)
当時のことを振り返ってなぜあんなに些細なことで怒っていたのか、とか、自分が同じことされたらほんとに辛いな、とかも考えるようになりました。
なぜか性格も明るくなって、生まれ変わったかのような感覚でした。
離婚話が出始めたころはなんとか離婚を回避しようと元夫に縋ってみたりもしましたが
数回の調停が終わるころにはなんだかスッキリしていて、これからは子供たちにも自分ができることを精一杯やっていこうと前向きになれていました。
当時の私に今声をかけるなら、
「あなたがいまやってるそれ、モラハラだから。一日も早く解放してあげて。
勇気を出して現状を変えると新しい幸せが待ってるよ」
今だから言えるけど、私は結婚に向いてない。
それがわかるまでにこんなに長い時間がかかっていろんな人に迷惑をかけてしまった。
最近またメンタルが下降気味だけど、こうして振り返ることでまた
前を向けるといいな。